情報の個人化環境

人間を中心とする情報の個人化環境(human centric personal data model)を研究してきた。電気通信大学の仮想図書館(Virture Lib.)、東京大学国立天文台ネットワーク図書館(NAO Net. Lib.)、早稲田大学のユビキタス個人書斎(UPS)の実装など学習支援システムに個人化環境を中心に研究しできました。現在はAIによる顔認証と非接触型体温測定のクラウド健康情報サービスにUPODというDecentralized personal cloud data modelを採用して鋭意研究中。

これらの研究はIS, EE技術を利用した実世界データの収集、クラウド蓄積、AI分析、実世界にフィードバックするようなCPS仕組みを利用する。さらにスマートホームデバイスの間相互にデータ通信できるようにするゲートウェイ、Donkeycarの自動運転シミュレーター、高齢者支援IoTサービス、ユビキタス・個人ストレージ、スマートホーム、自動運転情報システム、これらを網羅するスマートシティへの応用などにも取り組んでいる。未来のコンピュータのあるべき姿を探求する。

ユビキタス個人書斎(UPS: Ubiquitous Personal Study)

理想な個人空間を提唱し、ユビキタス「個人書斎」に情報を集中して、いつでも、どこでも情報の共有、推薦できる環境を構築することが目的とする。UPSは分散型ノードです。UPSはネットワークを介して相互に自由に接続でき、新しい分散型ソーシャルネットワークを形成できる。

ネットから利用できる情報の量がさらに増えて、情報の変化ベースも速まってきてる。利用者が自分にとって有用な情報を選別することがますます困難になってきた。

UPS(Ubiquitous Personal Study,ユビキタス個人書斎)は情報の進化に伴う、個人情報を組織し、自分の手元に一括の管理するように、研究を進めています。

UPSは個人化情報ポータルです。個人持っている情報の組織化を手伝いします。情報を階層化して、ユビキタス環境、そしてクラウド環境でもその環境に適応した情報を提供します。さらにStream環境でも対応し、個人と友人のStreamを収集し、組織化して、そこから有用な情報を利用者に提示することて、ますます速くなったStreamの流れから容易に自分に関連する情報を掴めることができる。

ユビキタス・個人ストレージ(UPOD: Ubiquitous Personal Online Data Store)

近年EEの力を借りてIoT技術の研究も取り込み、情報 と電気電子 の融合に基づくユビキタス・クラウド・サービスのモデルから「サイバー・フィジカル・コンピューティング」というコンピュータアーキテクチャの創成と,実世界で生成された大量データに対し,サイバースペースにで効率良く処理し,ヒトの状態を推定、デジタル・ツインを構築する。実世界にフィードバックし、Active Learning、Ubiquitous Health Care活用を見据えて応用展開を目標とする。